ペットの供養  その2

前回、わが家で飼っていた愛犬が亡くなったお話をしました。
今回はその続きです。

WAO(ワオ)は生涯を通じて、私たちに多くのことを教え、気づかせてくれました。
特に娘たちには、家族の一員として一生忘れられない存在になっています。
家族の一員としての忠誠心。身体全体を使って表現する喜怒哀楽。
ビビリで臆病な彼のごまかしのない、性格まる出しのいさぎよい生き方は、
すぐなんとかごまかそうとする私たち人間に、
「そんなことつまらないぞ」とメッセージを残してくれました。
さらに、子犬から成犬に成長する姿や晩年弱っていく姿もそのまま見せてくれました。
娘たちに看取られながら息を引き取りましたが、命のともし火の消え方まで
私たちに教えてくれました。命は儚く、そして必ず消える。
しかし生は、眩しいほど美しく輝く思い出を残してくれるのです。

以前何かで読んで、強烈なインパクトを受けて覚えていることがあります。
そこにはこんな事が書かれていました「犬には自分が歳をとっているという意識がない」と。
そうか、妙に納得。犬をはじめ動物には歳をとったという概念がないんですね。
よく考えてみれば、人間だけです、今年何歳だとか、還暦だとか、米寿だとか言って
一喜一憂している動物は…。犬は歳をとったっていう考えがないので、
なんだか走れなくなったな~それなら走るのやめようか。
なんだか食べれなくなったな~それなら少しだけでいいかなど、
できなくなった事、衰えた事を自然に受け入れる能力が備わっているようです。
もしかしたら、病気も同じで、調子悪いな~それならじっとしていようか、
みたいに考え方がとてもシンプルなのでは。
あわてたり憂えているのは人間の方だけなのかも知れません。
だから犬の生き方や去り際にいろいろ教えられたり、発見があるのではないでしょうか。

今回私たちは、WAOへの感謝状の意味合いを込めて「メモリアルムービー」をつくりました。
「メモリアルムービー」を娘たちと共有することで、
いつまでも同じ想いでWAOを偲ぶことができます。
今でも玄関のドアのカギが「ガチャ」と音を出すと、
WAOが駆け寄って来るのではなんて思ってしまいます。
まだしばらく続きそうですが、そんな思いも悪い気がしないから不思議です。

【メモリアルムービーサンプル映像をご覧ください。】
https://youtu.be/7qXkNjd6oYQ

「メモリアルムービー」は、写真11枚とペットに向けたメッセージで、
思い出のスライドショーを制作いたします。
アルバムをめくるように、元気だった頃の写真を眺めてペットへの想いを馳せることは
ペットへのご供養となります。
「メモリアルムービー」はペットの終活サービスとして、リガーズサービスで取り扱っております。
詳しくは本サイトトップページのお問い合わせにご連絡ください。

また私たちは、広島県福山市で石材店を営まれている石のオカダさんとコラボして、
室内・屋外どちらにも設置できるペットのお墓のお手伝いも行っています。
ペットの写真をそのまま使用するのではなく、
特長を捉えた似顔絵をガラスにエッチングした、石とガラスが調和したシンプルで上質なお墓です。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

【公式ホームページ】

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