【終活】「サポカー」とは?

安全装置つき「サポカー」とは?

今回は前回少し触れた、高齢者ドライバーのドライビングをサポートしてくれる
「サポカー」について紹介します。

サポカー補助金について

安全運転サポート車、通称「サポカー」は大きく2種類に分けられます。
1つ目は「サポカー」と呼ばれ、衝突被害軽減ブレーキが搭載された車。
2つ目は「サポカーS}と呼ばれ、衝突軽減ブレーキだけでなく、
ペダル踏み間違い急発進抑制装置も搭載された車です。

今年1月、政府は「サポカー」と「サポカーS」を対象に、
「サポカー補助金」を交付することを決定しました。
補助金の交付対象は下記の通りで
〇満65歳以上となるドライバー
〇満65歳以上となるドライバーを雇用する事業者
どちらも申請が必要です。

「サポカー補助金」は新車を購入する場合、最大10万円の補助金が交付されます。
また新車の購入に限らず、後付けで安全装置を設置する場合でも補助金が交付されますが、
交付を受けるためには条件があるので、詳しくは車の販売店等にお尋ねください。
これからも安全に車を乗り続けるために、
「サポカー」についてしっかり知っておくことは、とても大切なことです。

サポカー限定免許とは

警察庁の分科会は、高齢運転者の事故防止策として、
2022年を目処に「サポカー」に限定した免許創設の構想を発表しました。
今後国会で審議され、可決される見込みとなっています。
運転能力の不安を自覚した高齢者が自ら申請する、
自己申告型の任意の制度となる見込みで、
安全運転サポート車に限られますが、
これまで通り運転することができます。

車は私たちの生活に欠かせないものです。
しかし一つ判断を誤れば、とり返しのつかない事故に繋がってしまいます。
悲しい事故を起こしてしまう前に、
高齢者だけでなく社会全体の問題であると捉え、
安心安全な車社会を実現するために一人ひとりが何ができるのか、
いま一度、車と向き合って考える時ではないでしょうか。

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終活とは成熟した大人がこれからの人生をどのように楽しみ、次の世代に何を託すのかを決める作業です。
何かを決めるということは大変な作業ですが、
それだけにその決断は大切なヒトへのやさしさや愛情になるのではないでしょうか。
リガーズサービスのコラムが、あなたの充実した終活のお役に立てれば幸いです。

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