【終活】孫リフォームで子世帯支える

子世帯の「近居」がきっかけで、孫のために自宅をリフォームする祖父母世帯が増えています。

バリアフリーリフォームで床の段差をなくし孫が転びにくいようにしたり、リビングを広くして3世代みんなで食事や団らんを楽しめる空間を作るなど、小さな子どもでも快適に過ごせるリフォームの事例が多くなっています。

この「孫のため」のリフォームは、祖父母自身の老後の備えにもつながっています。

■ 年々増える「孫リフォーム」

シニアが定年を契機に夫婦生活を快適にするという目的でリフォームを行うというのはよくある話ですが、近年「孫のため」という事例が増えています。

最近多いのは共働きで家事と育児の負担が大きい妻が、育児を頼みやすい自分の親の近くに住む「近居」。
これをきっかけに祖父母が自分の家をリフォームするというケースが増えています。

群馬県に住むAさん夫妻(60代と70代)は働く娘の育児負担を減らそうと2007年にリフォームしました。

まだ保育園に通う年齢だった孫から目を離さなくてもよいようキッチンを対面式にしたり、居間の段差を取り除いたりなどの改修を行っています。
下の孫が小学生になった現在も、学童保育からの呼び出しなどに対応しているといいます。

長女のBさん(40)は、「仕事を続けられるのは両親のおかげ」と祖父母のサポートをとてもありがたく感じています。

■ 孫リフォームが自身の老後の備えにも…

孫リフォームは祖父母にとってもメリットがあります。

東京都内に住むCさんは、11年7月に小さかった孫二人がおもいっきり遊べるようにと、リビングに和室を増設し1.5倍に広げました。
子どもたちがつまづいて転倒しないように、段差が少ないバリアフリーリフォームです。
孫がストーブの周りで走ったり遊んだりすることも考え、床暖房も導入しました。

その後Cさんは大病を経験。
その時に孫のためにと行っていたリフォームが結果的にCさんの安全につながりました。

段差が少なく床暖房も完備した生活空間は、これから足腰がおぼつかなくなったときの備えになっているとCさんは言います。

■ すべての人に優しい「孫リフォーム」

同じ家に長く住み続けていると、自宅が不便だったり快適でなかったりしても気付きにくいものです。
そして祖父母が快適に過ごせない家は、子どもにとっても過ごしにくい家といえるのではないでしょうか?

「孫リフォーム」は小さな子どもはもちろんですが、高齢者にとっても住みやすい空間を作り出します。

きっかけは「孫のため」かもしれませんが、その先にある老後の備えも兼ねて「孫リフォーム」を検討・実行してみるのも良いかもしれません。

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終活とは成熟した大人がこれからの人生をどのように楽しみ、次の世代に何を託すのかを決める作業です。
何かを決めるということは大変な作業ですが、
それだけにその決断は大切なヒトへのやさしさや愛情になるのではないでしょうか。
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