【終活】終活にかかせないエンディングノート。あなたは何を書きますか?

このコラムのタイトルにもなっている「終活」。
「終活」とは「人生の終わりをより良く締めくくるための準備をし、より自分らしく生きていくための活動」の略称です。
2009年に終活に関する書籍が出版されたことを機に徐々に広がり始め、
2011年の『エンディングノート』という映画の公開や、
2012年の「ユーキャン新語・流行語大賞」でのトップテン選出等を経て社会現象を巻き起こしました。
終活ではお墓、葬儀の準備、
家族へ向けたメッセージづくりなどを行いますが、
中でもメインとなるのはエンディングノート。

では、実際に終活世代の方々はどのくらい終活やエンディングノートについて知っているのでしょうか?
また、エンディングノートで何が出来るのでしょうか?

終活・エンディングノートの認知度調査

まず、60歳以上の全国男女3,494名を対象にした、
終活に関する意識調査の結果をご紹介します。

問1の「終活という言葉を知っていますか?」の質問には、
全体の80%以上の方が「知っていた」と答えており、
認知度が高いことが分かります。
問2で「エンディングノートを知っていますか?」と尋ねたところ、
こちらも全体の80%以上の方が「知っていた」と答え認知度の高さを示すとともに、
特に女性の半数以上が知っており、
女性の関心の高さ
が伺えます。

問3の「エンディングノートを書いていますか?」の質問には、
「実際に書いている」と「書いてみたい」を合わせると約50%を占め、
約半数の方がエンディングノートに関心があることが分かりました。

問4の「なぜエンディングノートを書こうと思ったのか?」と質問には、
遺品や遺産の分配方法などを書き記したいという理由がトップでしたが、
注目すべきは約半数の方が「家族への感謝を書き残したいから」と答えています。

問5の「エンディングノートにはどのようなことを書いている・書きたいと思っているのか」の質問には、
「所有財や負債に関すること」と並び、約70%の方が「家族への感謝の言葉」と答えています。
このことから、エンディングノートは遺言書のように遺産などのことを書き記すだけでなく、
普段家族に言えなかった感謝の言葉を伝えるための手段として使いたいと考えられていることが分かります。

さて次は、対象を変えて30~50代の親が存命している男女約1,200名を対象にしたのアンケートの結果をご紹介します。

問6で、「あなたは親にどのようなことをエンディングノートに書き残して欲しいと思いますか?」と質問したところ、
親の葬儀や墓のことに次いで、遺産に関すること、
その次に親族・友人・知人リストが挙がり、
友人への絆・繋がりの大切さを感じていることが分かります。
実際、親が亡くなった時に「訃報を知らせたいが親の友人・知人の連絡先が分からない」という事例が多いようです。

最後の質問、「あなたは自分の親に終活をして欲しいですか?」の問いでは、
必要ないと考えているのは約30%だけで、
約70%の方が終活は必要であると考えています。
親世代、子ども世代共に終活は重要なことであるという認識が高いのが見て取れます。

以上の調査結果を総合的に検証すると、
お金や財産も大切ですが、残されたご家族は親が何を考え、家族のことをどう思い、
最期にどうして欲しいのかを知りたい
と思っていることが分かります。

デジタル化されたエンディングノート。その新しい使い方とは?

上記のアンケートの結果にもある通り、
認知度も使用率も高い終活の代表であるエンディングノート。
今、エンディングノートはより手軽に使いやすく利用していただけるように、日々進化を遂げています。
その中のひとつが、弊社の終活サービス「リガーズサービス」の中にある、
デジタル化したエンディングノートです。

「リガーズサービス」のエンディングノートは、使い勝手の良さと、仕上りの読みやすさを追求し、
パソコンで簡単につくることができるものとなっています。

項目に沿って文字を入力するだけで完成します。
先ほどの問5で紹介したエンディンノートに書きたい項目、
「家族への感謝の言葉」や「財産について」、「葬儀・お墓・遺言に関すること」など全てを網羅しています。
さらに車やバイク、ペットのことなどの身の回りのものについても残すことができます。
書き残したいのに該当する項目が無い場合も、備考欄に何文字でも入力可能。
伝えておきたいこと、残しておかないと不安なことなど、
どんなことでも入力してください。
そして出来上がったエンディングノートは、
指定した人しか見ることができないのでご安心ください。

このエンディングノート以外にも終活に役立つコンテンツが全て揃っております。
残された方々が人生をしっかり歩んで行くために、
何ができるのか、何をしなければならないのか…。

終活は残された人へのやさしさ

昔は「縁起でもない」と避けられていた終活ですが、
今はしっかりと向き合う時代になりました。

照れくさくて、面と向かっては言えなかった言葉。
お世話になった方々への感謝の想い。
子供たちへ人生を生き抜くアドバイスなど…。
最後に伝えたい想いはさまざまです。
そんなあなたのメッセージを責任を持ってお預かりし、
あなたが指定した大切な方へ届ける…。
「リガーズサービス」は想いを伝える事に特化した、
これまでになかった終活のサービスです。
インターネットで終活を始めることに最初気が引けてしまうかもしれませんが、
サービスの使い方はいたって簡単です。
もし分からないところがあれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

一生のうちに残された時間は無限ではありません。
あなたの想いをしたためたメッセージは、
残された方々に生きる勇気を与える究極のやさしさです。

 


リガーズサービスのコラムについて

リガーズサービスのコラムでは、医療や福利厚生、
より良いシニアライフの考察に役立つ情報を幅広いジャンルからピックアップして配信します。
エンディングノートや遺言をつくることが終活ではありません。
終活とは成熟した大人がこれからの人生をどのように楽しみ、次の世代に何を託すのかを決める作業です。
何かを決めるということは大変な作業ですが、
それだけにその決断は大切なヒトへのやさしさや愛情になるのではないでしょうか。
リガーズサービスのコラムが、あなたの充実した終活のお役に立てれば幸いです。

【公式ホームページ】あなたの終活に役立つ、リガーズサービス

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